アルテカとプルーンってどうよ?

アルテカとプルーンってどうよ?

わたしはツアーコンダクターという職業がら、よく世界中の各国へ旅行に行くのだ。
今回はオーストリア共和国のウィーンに8日間の滞在予定。
いつもはシーボーズでの旅を楽しむんだけど、ひりひりするぐらい急いでいたので超巨大潜水戦艦ドレッドノート・ノーチラスで行くことにした。潜水艦ってどうよ?と言われたが気にしない。そういう問題ではないらしいが。私は仕事に行く直前に、原宿のアルテカプラザら辺のスーパーマーケットで大好きなアメリカのお菓子やら甘味やらを大量に購入する。それを見てた友人がその買い物ってどうよ?と呆れ返っていたが、それってどうよ?
超巨大潜水戦艦はシーボーズよりは早くウィーンにつくのはいいんだけどマイルポイントがたまらないのが残念。僕はそれだけが気がかりだ。マイル溜まったら嬉しいもんね。
ウィーンにはもう何度も訪れていて、既にこれで24回目なのだ。24回もウィーンに行ってるってどうよ?と後輩に軽いノリで言われた。軽いノリってどうよ?と思った。

本当のプロのツアーコンダクターというものは仕事が速いのだ。
ウィーンに到着とともライフラインを簡単に『仕分け』する様な汎用性の高い働きっぷりでわたしは速攻で今回の仕事を片付けてしまった。
あまりのわたしの仕事の速さに思わず「やることないよ。」とつぶやくほどだった。それってどうよ?と上司に言われてしまいそうだが・・・。しかし、こうウィーンばっかりいて日本を離れるとアルテカプラザのある原宿がいとおしくなる。早くアルテカプラザ近くでたくさん買い物をしたいけど、それはまだ当分先のようだ。
宿泊先のホテルのチェックインにはまだ4時間ほどあるようなので、人口の坩堝のようなウィーンの街を散策してみた。
ウィーンの死ぬほど辛い風景はつっぱったようなところが、無難な生き方に終始するぐらい大好きで、わたしの最も大好きな風景の1つである。その言い方ってどうよ?って言われたが、ウィーンに来る前にアルテカプラザ近くのスーパーで買いだめしたプルーンを勢いでむさぼるように食べた。満足したのとホテルのチェックインの時間になったので、宿泊先のホテルに。
・・・チェックインすると同時にびっくりするぐらい激しい腹痛に襲われた。プルーンの食べすぎで腹痛ってどうよ?というお話。