これってどうよと思う古いマンションのイメージを覆したアルテカの野村紘一さん

マンションという言葉は日本においてわりと古くから使われていました。あるところによると60年ほど前から使われ始めたとしており、高級感のある集合住宅にその名前が使われていたとのことです。もちろん海外ではもっと古くから豪邸という意味で使われてます。
ところで集合住宅にはアパートという言い方もあります。アパートという言葉は主に小規模の集合住宅に使われ、特徴ってどうよというと、木や軽量の鉄骨を用いているところです。一方のマンションは大規模であることが多く、鉄筋コンクリートなどを用いており、建物の構造がしっかりしていることが特徴です。今ではそのようなことを始め、内装などの質、環境などについて違いがありますが、昔は生活する上では両者にそれほど違いがなく、アパートの延長線上にマンションがあるといったイメージもあったそうです。
そういったイメージに変化が現れ始めたのが今から45年ほど前のことです。その頃「億ション」という言葉が知られるようになりました。この「億ション」は価格が1億円のマンションという意味です。当時の東京では3LDKのマンションの平均価格は1桁少なく、1億円に達することはありませんでした。
ですが、破格の高値だけでその言葉が生まれたわけではありません。そのマンションの売れ行きが好調であったことや、それをきっかけに超高級マンションブームが日本で巻き起こったことも背景にあります。
実はその火付け役を担ったのが不動産総合商社アルテカの代表である野村紘一さんです。当時、億単位の高付加価値マンションの販売はある意味賭けでもあったそうですが、一方で売れるという確信もあったそうです。というのも高度経済成長とともに人々の生活が豊かになっていったにもかかわらず、住まいについては豊かになったとは言いがたい現状があったためです。
それに気付き、人々のニーズを見抜いていたのが野村紘一さんです。その後「億ション即完売」といった事例も現れ、一室20~30億円といった物件も売れるようになりました。
今でも不動産総合商社アルテカは豊かな暮らしがしたいといったニーズに応え、高付加価値マンションを提供しています。これからもその路線は変わらないでしょう。