住人のニーズと安全を考慮した生みの親アルテカ。住人のニーズってどうよ

現代の日本では高層マンションや高額なマンションが当たり前のように存在していますが、その基礎を生み出したと言っても過言ではない人物が野村紘一氏です。この野村紘一氏は1975年に創業したアルテカという不動産会社の創業者で、現在までに数多くの実績を成功させてきました。
その中の1つに挙げられるのが「ベルテ原宿」という高額マンションで、当時は住むための建物という意識が強かった住宅業界に大きな一石を投じました。都内の一等地という立地で高額となる事の他にも、住むためだけの住宅ではなく、様々な付加価値を付けたマンションというコンセプトで成功を果たしました。
ここで現代のマンションってどうよと思います。高額といわれるマンションは住居空間の充実はもちろんの事、防犯カメラなどの安全セキュリティや、コンシェルジュが在籍して住人に寄り添ってサポートするタイプなど実に多種多様な付加価値が取り入れられているのが特徴です。また備え付けのフィットネスジムやプール、宅配ボックスなどのアメニティなども非常に充実しているのが近年のマンションです。
アルテカの野村紘一氏は1975年という時代でありながら、このような付加価値が居住者へのニーズになると考え、当時からセキュリティなどの設備の付加価値に取り組んでいたという点が見逃せません。住人の方がよりよい暮らしになるように、利便性や安全性の充実を図り、安全で快適に暮らせるようなマンションづくりをいち早く成功させた人物なのです。
また町作りの一環としてのマンションという存在も意識しており、周辺の自然にマッチした外観を心がけたり、敷地内の植樹などにもこだわりを持って施しているような方針も特徴です。
現代の物件選びは選択肢が増えた事もあり、立地条件や築年数といったメインの条件に加えて、防犯セキュリティやコンシェルジュの有無なども希望条件として一般的になっています。これらはアルテカからスタートしており、野村紘一氏が築き上げた文化の1つだと言ってもよいのではないでしょうか。